今すぐ見直したい腰痛の4つの要因とは

2018/03/11
腰痛

 

腰痛とは何でしょうか?

 

 

腰痛とは、不快感の総称です。

 

 

腰痛というのは、

 

主に、腰(一番下の肋骨から臀部を含む領域)の

 

痛みやハリなどの不快感

 

といった、症状の総称です。

 

 

意外に思われるかもしれませんが、腰痛という病名はないのです。

 

座骨神経痛などの脚の症状を伴う場合も腰痛に含みます。

 

腰痛の確立した定義はないのですが、

 

痛い部位や、

 

症状がではじめてからの期間、

 

腰痛の原因などによって、

 

腰痛をいくつかのタイプに分類することができます。

 

 

腰痛の要因がわかれば予防や改善ができます

 

 

腰痛に悩む方は多く、病院にいっても、病名がつかないこともあります。

 

 

病気がないのに、なぜ腰痛がおきるのでしょうか。

 

それは、腰痛の原因が「病気」であるとは限らないからです。

 

腰痛の原因は、日常生活の中にたくさんあります。

 

その引き金がわかれば、腰痛の予防や改善もできますね。

 

 

腰痛の4つの原因

 

 

1.動作

 

〇 重い物を頻繁に取り扱う


〇 腰を深く曲げたり、ひねったりすることが多い


〇 長時間同じ姿勢で仕事をする

 


腰への、

 

動的あるいは静的な過度の負担などの、

 

不自然な姿勢が連続することです。

 

 

2.環境

 

〇 車の運転など、全身が振動に長時間さらされる


〇 職場が乱雑であり、安全な移動が困難である


腰の振動、寒さ、床や階段での転倒などです。

 

 

3.個人的なこと

 

〇 慢性化した腰痛を抱えている


〇 年齢とともに痛みが続く


〇 腰に違和感があるが、専門家に相談できる環境にない


〇 腰が痛いときでも、小休止が取れない


〇 仮眠するベッドがないため、満足な睡眠が取れない


〇 夜間勤務が長い・夜勤回数が多い


〇 職場にある機械・機器や設備がうまく使えない


〇 急いでいるため、一人で作業することが多い


年齢、性別、体格、筋力、腰椎椎間板ヘルニアや骨粗しょう症等の既往症、 基礎疾患の有無、精神的な緊張度などです。

 

 

4.心理なこと

 

〇 仕事の満足度が得にくい


〇 働きがいが感じられない


〇 仕事中にイライラすることが多い


〇 上司や同僚とうまくいかない


などです。

 

 

まとめ

 

腰痛には、

 

動的・環境・個人的・心理的

 

の4つの原因があることがわかりました。

 

 

腰痛を起こすはっきりした病気がない場合は、

 

ご自分の日常生活の中での、

 

思い当たることを見直すことで、

 

腰痛を予防改善することができますね。

 

 

腰痛の原因は1つだけとは限りません。

 

 

いくつかの原因が複雑に絡み合っていることもありますので、

 

朝起きてから寝るまでの生活を振り返ってみるとよいでしょう。

 

お大事になさってくださいね。