腰痛や肩こりに頭蓋調整と脳のリセットを行います

2017/08/01
頭蓋

頭蓋調整と脳脊髄液の調整、脳のリセットを行います

 

当院では、痛みや不調の種類にかかわらず、頭(頭蓋骨)に触れることがあります。

 

頭蓋骨の中には、脳(中枢神経)がおさまっていますから、強い力で押したり引いたり揉んだりするようなことは決してありません。

 

最小限の、ごく優しい柔らかいタッチで触れます。

 

その程度の軽いタッチでも、頭や体、筋肉、そしてピンと張り詰めた気持ちが緩んでいきます。

 

あまりの気持ちよさに、眠りに落ちる方も多いです。

 

頭蓋骨の構造は?

 

頭蓋骨は23個の骨からできています。

 

大きく分けると、中枢神経の脳を保護する脳頭蓋と、臓器への入り口を含む顔面頭蓋の2つにわけて考えられていて、15種23個の骨からできています。


1.脳頭蓋 6種8個
前頭骨1個

頭頂骨2個

側頭骨2個

後頭骨1個

篩骨1個

蝶形骨1個


2.顔面頭蓋 9種15個
上顎骨2個

頬骨2個

涙骨2個

鼻骨2個

下鼻甲介2個

鋤骨1個

口蓋骨2個

下顎骨1個

舌骨1個


大きな骨も小さな骨もあり、骨は中にまで入り組んでいて、とても複雑な形をしています。

 

頭蓋骨の中には、自律神経の中枢である視床下部や、ホルモンを分泌する下垂体という内分泌腺がおさまる部位があります。

 

頭蓋骨が整うとどうなるの?

 

1.脳脊髄液の循環が良くなります

 

頭蓋骨の中には、脳と脊髄を守る脳脊髄液という液体が流れています。

 

聞きなじみのない液体名だと思いますが、健康でいるためにはこの液体の循環が整っていることが重要です。

 

疲れやすい、気力が続かない、やる気がでない、いつもだるい、体が重い、という症状があるときには、脳脊髄液の生産と循環がうまくいっていないことが多いのです。

 

2.硬膜が整います

 

硬膜というのは、脳と脊髄をくるんで守り、なおかつ頭蓋骨の内側にぴったりとくっついている膜のことをいいます。

 

これも聞きなじみがない名前だと思いますが、健康でいるためには硬膜が適度に緩んでいることが重要です。

 

体の緊張が取れない、イライラする、気持ちが安定しない、風邪をひきやすい、という症状があるときには、硬膜に柔軟さが足りないのかもしれません。

 

硬膜が緩むと、全身の筋肉が緩むので、体のあちこちに硬さや痛みがあるときにも、硬膜の調整は効果的です。

 

3.脳がリセットされます

 

体の痛みがなくなっているはずなのに、「でもまだ痛い」と感じることがあります。

 

それは、脳に「痛い」という記憶が残っている状態です。

 

体の痛みが無くなったら、脳をリセットする必要があります。脳が「もう痛くない」と理解することがとても大切なのです。

 

3.心も整います

 

頭蓋骨が硬いと、ホルモンの分泌や自律神経が乱れてきます。

 

すると、体のあちこちがなんともいえなく辛くなってきて、心も不安定になってきます。頭蓋骨が硬いということは、感情にまで影響を及ぼすものなのです。

 

 

以上ここまで、頭蓋骨と脳脊髄液について、そして脳をリセットすることの大切さをご紹介しましたが、いかがでしたか?

 

脳脊髄液の流れを調整するモゾモゾ体操をご紹介していますので、ご家庭でお試し下さい。

 

当整体院では、心身の調整と脳のリセットを行って、痛みや不調の改善のお手伝いをしております。

お困りのことがありましたら、ご相談ください。