手指を曲げるしくみと構造
手を握ったり開いたりするための筋肉は、
どこにあると思いますか?
指を動かす筋肉は指にあるのではなく、
前腕(手首から肘までの間)というところにあります。
そして、前腕からはじまった筋肉は、
手首に近くなるにつれ腱というものになります。
指を曲げ伸ばしするために動いた筋肉の力は、
腱によって指に伝えられ、
そして、指は腱によって、曲げ伸ばしされます。
指を曲げる腱(屈筋腱)は、
指への通り道で、腱が浮き上がらないように、
靱帯性腱鞘という腱鞘に押さえられています。
屈筋腱と靱帯性腱鞘の関係は、ちょうどベルトとベルト通しの関係に似ています。
ばね指は、指先からの3番目の関節(手のひら側)の屈筋腱におきた腱鞘炎です
ばね指は、指を曲げる腱(屈筋腱)のトラブルです。
靱帯性腱鞘は指にありますが、
特に指先から数えて3番目の関節指付近の靱帯性腱鞘に、
負担がかかりやすいようです。
その3番目の関節の近くにある屈筋腱と靱帯性腱鞘の関係性は、ベルトとベルト通しの関係に似ています。
ベルトとベルト通しに似ている、屈筋腱と靱帯性腱鞘の摩擦が続くと、
厚く狭くなってしまいます。
さらに、手の使いすぎが続くと腱鞘炎という状態になり、
さらに進行すると引っ掛かりが生じて、弾けるような、ばね現象が起こります。
これが「ばね指」または「弾発指」とよばれるものです。
症状が進むと、指が動かなくなってしまいます
ばね指になりやすい方は?
〇 手指をよく使う人
〇 関節リウマチの方
〇 糖尿病の方
〇 更年期の女性
〇 妊娠・出産期の女性
です。
ばね指の症状は?
〇 指がカクカクする
〇手指を動かすときのひっかかり感と痛み
〇 指の3番目の関節の手のひら側の痛みと圧痛
〇 指を曲げ伸ばしするとバネの様に動く(弾発現象)
〇 起床時に症状が強く、動かすうちに症状が軽くなることがあります
不調の原因を見極めて全身を調整します
ばね指の原因は、手指だけにあるとは限りません。
ばね指の原因が
〇手首にある
〇肘にある
〇肩
にある、ということもあります。
当院の施術は原因を見きわめます
当院では、
手指の関節をはじめとして、骨格のバランス・筋肉と筋膜・循環器系(血液・リンパ・脳脊髄液)・内臓・頭蓋骨などの中から、
原因がどこにあるのかを見極めて、改善に導いていきます。
オーダーメイドの癒やされる施術です
〇 今のお身体の状態
〇 ストレス
〇 生活習慣(食事・運動・睡眠)
〇 体力
などを考慮しながら、その時の心と身体にあわせた施術をします。
当院では、日本伝統の自然療法である、正伝妙見活法という整体をメインに行っています。
何をされたのかわからないくらい、
ふわっと優しいひと触れなのに、
終わったら全身が楽になっていました、
というご感想をいただくことが多いのが、当院の施術の特徴です。
また、施術で不調が改善された状態を長持ちさせるために、体操・セルフケア・生活習慣のご提案をしています。
健康になれば笑顔になれる!
ご来院時に多くの方がおっしゃることがあります
〇 どこに相談したらよいのかわかりませんでした
〇 痛くて困っていました
〇 何度も繰り返すので困っていました
ばね指がこんなに楽になるなんて驚きました、というお声を頂戴することがあります。
どこに相談したらよいのかわかないとお悩みでしたら、一度ご相談ください。
お大事になさってください。