肩こり腰痛のセルフケアは「つまみあげ」がお勧めです

2017/09/19
肩こり

肩こり腰痛は揉まないで!

 

 

人の体の60%は水です。

 

人の体重の60%は水でできている、と一度は聞いたことがあるでしょう。

 

個人差はありますが、

 

加齢とともに水分は減っていきます。

 

赤ちゃんは、見るからにみずみずしくて弾力もありますね。

 

人の一番外側は、皮膚で覆われています。

 

人の体のイメージは、皮膚で覆われた水風船の中に、

 

筋肉や骨や内臓などがチャポチャポと納まっているという感じなのかもしれません。

 

そう考えると、人の体の固定概念が覆ってしいますね。

 

 

水はどこにあるのでしょう

 

 

人に含まれる水分を体液といいます。

 

では、その体液は、体のどこにあるのでしょうか?

 

人の細胞は約60兆個あるといわれています。


〇 体液の2/3は細胞の中


〇 体液の1/3は細胞の外

 


にあります。

 

ここでは、筋肉や骨や内臓という名前を一度忘れていただくとして。

 

どうやら、大きな1個の水風船の中には約60兆個の小さな水風船が入っていて、

 

その60兆個の小さい水風船同士の間にも水がある、

 

というイメージになります。

 

 

体液ってどんなもの?

 


〇 血液


〇 リンパ


〇 脳脊髄液


〇 唾液


〇 胃液


〇 鼻水


などです。

 

見た目の色や存在する場所は違っても、

体の中にある水これら全部を体液といいます。

 

 

人の体は水風船のようなもの

 

 

皮膚で覆われた体の60%が体液です、と申し上げました。

 

1つの大きな水風船の中に、60兆個の小さな水風船が入っていて、

 

その隙間にも水がありました。

 

 

では、その水風船のどこかが凝り固まってしまったとします。

 

肩こりや腰痛で、揉んで楽になりたいと思っているときです。

 

セルフケアをしたいとか、家族同士で肩や腰を揉もうと思ったときに、

 

凝ったところをグリグリと揉もうとしても、

 

水風船を上手に揉むのは難しいですね。

 

また、グリグリしてしまうと、筋肉繊維が切れたり、体に防衛反応が起きてしまい、体と筋肉はますます硬くなってしまいます。

 

 

ですから、肩こりや腰痛があっても、

 

肩や腰を揉んだり押すことは、

 

できるだけ避けていただきたいのです。

 

 

肩こり腰痛は揉まずに、つまみあげてみましょう

 

 

セルフケアやご家族同士で、肩こり腰痛をを解消したいときはどうしたら良いのでしょうか?

 

大きな水風船の中には、小さな水風船がたくさん入っていました。

 

その小さな水風船をバラすように、皮膚を筋肉ごとつまみあげてください。

 

「手のひらに入る量の筋肉ごとつまみあげて」ください。

 

手の届かない背中は、

 

ご家族に「手のひらに入る量の筋肉ごとつまみあげて」もらってくださいね。

 

慣れないうちは皮膚が赤くなりますが、毎日続けているうちに楽につまめるようになっていきます。

 

 

血流が良くなります

 

 

つまみ上げると、

 

毛細血管から血液がにじみ出てきて皮膚が赤くなり、

 

そのにじみ出た血液が静脈やリンパ管に再吸収されるときに、

 

老廃物や疲労物質が吸収されます。

 

 

そうしていくうちに、全身の体液の流れが良くなり、代謝も良くなっていきます。

 

 

まとめ

 

 

私たちの体は、大きな水風船の中に小さな水風船がたくさん入っているようなものです。

 

手のひらに入る量の筋肉ごとつまみ上げて、肩こり腰痛を解消しましょう。

 

続けると、

 

ウエストがスッキリしたり、

 

ヒップが柔らかくなったり、

 

二の腕がスッキリするという、

 

女性には嬉しいご褒美がついてきます。

 

 

実践して、血行と代謝のよい体を目指してくださいね。