椅子に座っているだけなのに捻挫する?
自分で自分の体を壊すことがある、と聞いたらびっくりしますね。
実は、何気ない日常の動作の中に、自分の体を壊す動作がひそんでいます。
たとえば、上の写真のように、
捻挫のように足を内側にねじったまま長時間座っていると、
足首には、捻挫の時と同じ負担がかかります。
〇 お仕事の時
〇 テレビを観ている時
〇 電車に乗っている時
〇 カフェにいる時
このような形になっているかもしれません。
普段の姿勢や動作は、無意識で行っているので、
自分がどんな姿勢でいるのかわかっていないものです。
このような形で座っていると、
足首や、足にある、
小さなたくさんの骨の関節がゆがんでいきます。
また、足首だけでなく、
膝や股関節にも大きな負担がかかります。
自分で捻挫を作ってしまい、膝や股関節も壊すことになってしまうのです。
さっそく、椅子に座っているときの、自分の足の形を観察してみてくださいね。
足がだるくなったら、足先回しを10回行いましょう
椅子に座っていてだるくなったり、足の置き場がないと感じたら、
膝とかかとをくっつけたまま、
足先の外回りと内回しを、
各10回ずつ行いましょう。
足首・膝・股関節の運動になるので、
血液やリンパの流れが良くなり、
筋肉も関節も柔らかくなります。
日常の正しい動作と正しい姿勢が、未来の健康を作ります。
お大事になさってくださいね。