肘の外側が痛いテニス肘について

2019/04/02
肘

肘の外側の痛みとは?

 

テニスなどのスポーツをしたり、手をよく使う作業をした後に、肘が痛くなることがあります。

 

肘の外側に痛みがでる状態を「テニス肘」とよんでいます。

 

テニス肘の原因は?

 

手首を何度も繰り返し伸ばす動作をしたり、指を何度も繰り返し伸ばす動作をすることで、肘の外側に炎症が起きた状態です。

 

この肘の外側の痛みは、テニスプレーヤーに発症することが多いので「テニス肘」と呼ばれていますが、テニスをしない方でも、ゴルフなどの他のスポーツや、日常動作、仕事、家事でも起きることはあります。

 

テニス肘の症状は?

 

肘の外側の痛みがあることと、肘を伸ばすときや、手のひらを内側に返すとき、手首を伸ばすときなど、腕を使うときに腕全体のどこかに痛みがでることが特徴です。

 

・雑巾を絞るとき

・重い荷物を持ち上げるとき

・テニスのバックハンドのとき

 

などの動作をすると痛みが走りますが、特に女性の場合は、鍋を持ち上げるときや、スーパーの袋を持つときに痛みがでるので、日常生活や家事にも支障をきたします。

 

ひどいときは、マグカップを持ち上げるだけでも痛みが走るので、ストレスもたまります。

 

椅子の背もたれを持ち上げるテスト

 

テニス肘かどうかを判断するためのテストがいくつかあります。

 

・トムソンテスト

・中指伸展テスト

・チェアテスト

 

とよばれる、テストがあります。

 

肘を伸ばした状態で、手首から先で椅子の背もたれをつかみ、そのまま椅子をゆっくり持ち上げるテストが、チェアテストと呼ばれるものです。痛みがでればテニス肘です。

 

これらのテストは

・長橈側手根伸筋(手関節を伸ばす筋肉)

・短橈側手根伸筋(手首を伸ばす筋肉

・総指伸筋(指を伸ばす筋肉)

 

に負担をかけて、痛みがでるかどうかを判断します。

 

肘のまわりに問題が起きています

 

テニス肘は、家事やスポーツで肘の周りにトラブルが起きている状態です。

 

具体的には、腱や靱帯に炎症がおきている状態です。

 

その原因として、筋肉・筋膜・靱帯のアンバランスや、肘の関節の構造が少しずれていることが考えられます。

 

これらを、正常な状態に戻すことが大切で、その後は日常生活の中で肘に負担を掛けない生活で過していただくことが必要です。

 

更年期のテニス肘は治りが悪い?

 

更年期になると、卵巣ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌が少なくなります。

 

エストロゲンの分泌が減ると、コラーゲンの産生を助ける力が弱くなるので、腱や靱帯・関節包などの結合組織に力が入りにくくなります。

 

その時に、「若いときと同じように」テニスなどのスポーツや家事を続けてしまうと、

 

悪くなる 回復する力

 

となってしまい、「なかなか回復しない」状態となってしまいます。

 

更年期世代の女性は、「今は体の移行期」だと理解して、無理をしないように過しましょう。

 

日常生活の中のテニス肘対策

 

手や腕に負担をかけない使い方を覚えて、肘に負担のない生活を心がけましょう。

 

1.物を持つときは、手のひらを上に向けて持ちましょう。

 

2.雑巾を絞るときは、シンクや床に押しつけて水気を切るようにしましょう。

 

テニス肘のセルフケア

 

椅子に座って、痛い方の肘を曲げます。

 

痛くない方の手で、痛い方の手首付近を軽く握ります。

 

手首を握った手で、肘が痛くない方(外側か内側)へ軽く回し、痛い方の肘を軽く曲げ伸ばしします。

 

大切なポイント!

 

肘に痛みがでない位置と範囲で、気持ちの良い曲げ伸ばしをすることが大切なポイントです。

 

痛みがでたら、すぐに中止してください。

 

以上ここまで、テニス肘についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?

 

テニス肘が落ち着くまでには、ゆっくり経過をみる必要がありますので、回復に向けて焦らずに過していきましょう。

 

当整体院では、優しく高度な触れで、痛みや不調のある肘の改善のサポートをしております。

 

お困りのことがありましたら、ご相談ください