四十肩・五十肩の予防は肩こりの解消から

2019/04/02
肩こり

肩こりは四十肩・五十肩への危険サインです

 

四十肩・五十肩は、4050才代の方に多いことが特徴で、

 

主に、肩関節の痛みや、日常の動作に制限が出る、大変辛い疾患です。

 

四十肩・五十肩になったかたの様子を拝見していると、肩こり症だとおっしゃる方がほとんどです。

 

四十肩・五十肩は原因不明の疾患ですので、確実な予防法はありませんが、慢性的な肩へ負担が、四十肩・五十肩を誘発するひとつの原因となっているのではないかと考えています。

 

また、四十肩・五十肩の方の姿勢を見てみると、肩に負担のかかる姿勢であることが多いようです。

 

肩こりは、首や肩回りの筋肉が緊張し、血流が悪くなった結果、痛みが起きている状態です。

 

そして痛みが続くと、その痛みが緊張をさらに強くし、ますます痛みが強くなってしまうという悪循環に陥ります。

 

その結果、四十肩・五十肩の危険が高まるということになります。

 

ということは、四十肩・五十肩の予防のためには、まず肩こりを予防することが大切だということになりますね。

 

肩こりの3大原因

 

肩こりの原因は何なのでしょうか?

 

1.運動不足

運動不足で、全身の筋肉がこわばり、筋力が低下します。

 

2.姿勢の悪さ

悪い姿勢によって、同じ筋肉にばかり負担がかかります。

 

3.ストレス

強いストレスは、体を緊張させて血流を悪くします。

 

次に、肩こりを解消するための方法をお話しいていきます。

 

肩こり解消のセルフケア

 

1.体操編

 

全く肩こりのない状態を目指すのは難しいかもしれません。

まずは、肩こりを軽いうちに解消させるために、肩回りの運動と、ウオーキングを行って、血流を良くすることを心がけましょう。

 

①首と肩回りのリラックス体操

肩を上に挙げて、その後ゆっくりと、できるだけ足元側に押し下げましょう。

 

②肩甲骨の動きを良くする運動

両手でタオルの端を握り、腕を真っ直ぐ天井に向けてあげます。

ゆっくりと肘を曲げながら、タオルを頭の後ろにおろしていきましょう。

 

2.姿勢の改善編

 

①壁に頭とお尻をつけて「耳たぶ~肩~大転子~外くるぶし」が一直線になるのが、正しい姿勢です。

 

②柔らかいソファーに座ると、姿勢がゆがみます。ある程度の硬さのある椅子に座ることを心がけましょう。

 

③デスクワークの時は、椅子の高さを調節し、モニターは目の高さ程度に調整し、肘と手首を安定させましょう。

 

3.ストレス編

 

精神的な強いストレスは、自律神経の乱れを引き起こし、血流が悪くなるので、肩こりの原因だといわれています。

 

ウオーキングやスポーツ、アロマセラピー、音楽鑑賞、趣味などのご自分なりのストレス解消法をもち、日々のストレスとこまめに解消することを心がけましょう。

 

 

以上ここまで、四十肩・五十肩の原因となる肩こりの予防法のお話しをしましたが、いかがでしたか?

 

セルフケアを行っても解消しない辛い肩こりや、四十肩・五十肩の辛さをお持ちの方は、繊細で高度な触れでコリと痛みを改善していく、当整体院にご相談ください。

 

セルフケアを含めて、サポートしてまいります。