腰痛予防のための椅子の座りかたとは

2019/04/08
坐骨

腰痛予防のためには骨盤のどこを椅子に乗せるの?

 

椅子に座るときに、骨盤のどこを椅子の座面に乗せたら良いのかわからない、という質問を受けることがあります。

 

良くありがちな勘違いとしては、腰を丸めたまま椅子に座ってしまい、背筋を伸ばそうとして、「胸を張って、背中を反らす」という座り方があります。

 

ある程度の年齢の方でしたら、子供の頃に、「背筋を伸ばして!」と注意されたり、背中に定規を入れられた記憶のあるかたも、いるかもしれません。

 

残念ながら、胸を張って背中を反らすような座り方は、体に負担がかかるので、オススメできません。

 

では、どのような座り姿勢がオススメなのでしょうか。

 

それは、人を横から見たときのS字カーブ(生理的弯曲)を保ったままの姿勢で、椅子に座ることが理想だといわれています。

 

どうすれば、生理的弯曲を保ったまま、椅子に座ることができるのでしょうか?

 

坐骨は丸くなっています

 

椅子の座面に、坐骨の前のほうを乗せて座るのがオススメです。

 

上の絵を見ていただくとわかるように、骨盤の後ろのように、①②③という矢印がありますね。

 

そこが、骨盤の一部の「坐骨」という部分です。

 

自分の体でいうと、椅子の座面にゴツゴツと触れている骨です。

 

この坐骨は、前から後ろに向かってクリンと丸い形をしているので、実は、丸い部分のどこででも座ることが可能な部分なのです。

 

正しく座るためには、丸い坐骨の、前のほうの①の部分で座るようにしてください。

 

丸い坐骨の、真ん中の②や後ろの③の位置で座ってしまうと、骨盤が後ろに傾いてしまいます。

 

②や③の位置で座った状態ですと、背骨はバランスをとろうとして、腰や背中を丸めることになってしまいます。

 

猫背の状態ですね。

 

そうすると、見たが悪いので、一生懸命頑張って「背筋を伸ばそう」として、腰・背中・首に過度な負担がかかってしまい、腰痛や肩こり、首こりの原因となってしまうのです。

 

 

坐骨の①で座るためには、自分の肛門を、椅子の後ろの角に差し込むように座ってください。

 

そうすれば、生理的弯曲を保ったまま座れますから、筋肉にかかる負担が最小限に抑えられ、腰痛や肩こり・首こりの予防と改善になります。

 

また、心臓や肺が入っている胸郭という部分が正しい位置に保たれますので、呼吸が浅くなるのを防ぐことができます。

 

以上ここまで、椅子に座るときの正しい坐骨の部位についてのお話しをしましたが、いかがでしたか?

 

座り方がよくわからないということでしたら、ご来院のときにお話しさせていただきます。

 

お気軽にご質問ください。

 

坐骨の前のほうで座っても、肩こりや腰痛・首こりが辛いというお悩みがありましたら、ご相談ください