加齢による腰痛・足腰の筋力低下を防ぐ第一歩は?
「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことはありますか?
最近は、「介護予防」という言葉や「健康寿命」という言葉が注目されています。
介護を予防したり、健康寿命を伸ばすためにはどうしたらよいのか?ということが、いろいろ研究されています。
その結果最近では、お口の健康を見直すことが大切なのだ、ということがわかってきたのです。
その、お口の健康に関するキーワードのひとつが「オーラルフレイル」です。
オーラルフレイルってどういう意味?
「オーラルフレイル」とは、オーラルは「口腔」、フレイルは「虚弱」という意味です。
食事の時に食べこぼすことが多くなった、などの、ちょっとしたお口のトラブルが続くようであれば、歯や口の働きの軽い衰え、つまり「オーラルフレイル」の可能性があります。
お口の健康をおろそかにするとどうなるの?
歯や口腔の健康をおろそかにすると
1.食べ物を噛む力や舌の働きが悪くなります。
そうすると、うまく噛めない食べ物が増えて
2.十分な栄養が摂れなくなる可能性があります。
また、滑舌が悪くなると、話しにくいからという理由で
3.社会参加、人とのコミュニケーション、つながりを億劫に感じる、ことが多くなります。
そして徐々に、
4.家に閉じこもりがちになって、活動量が減ります。
その結果、
5.筋力低下による腰痛がおきたり、足腰や全身の筋力の低下につながり、寝たきりになる可能性が高くなります。
このような負の連鎖を「フレイル・ドミノ」といいます。
お口周りの健康をおろそかにすると、要介護状態へ進む恐れがあることがわかりますね。
これが、介護予防や口腔ケアの分野で、お口周りの健康が重要視されている理由です。
オーラルフレイルを進行させないためには
1.バランスの良い食事(栄養)
2.社会参加(人とのつながり)
3.運動
この3つが大切です!
続きは、その2をご覧下さい。
加齢による腰痛・足腰の筋力低下を防ぐ第一歩は、お口の健康から! その2 こちら⇒