加齢による腰痛・足腰の筋力低下を防ぐ第一歩は、お口の健康から!その2

2019/04/27
パタカラ

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老化の始まりは、お口から!

 

老化の始まりを示すサインとして、最近注目されているのが、オーラルフレイル(口の衰え)です。

 

さて、心身の活力が低下していく段階は、次のようになっています。

 

1.健康に過ごせる時期

2.前フレイル期(オーラルフレイルの症状が現われます)

3.フレイル期(筋力や心身の活力が低下する時期)

4.要介護状態

 

フレイル(衰え)という言葉は、一見気持ちが萎えるような言葉ですが、実は、元の健康的な状態に戻れる可能性がある時期なのです。

 

ですから、特に「前フレイル期」の段階で、お口のトラブルに早めに気づいて、働きの衰えた症状を見逃さずに、適切な対応をすることが大切なのです。

 

オーラルフレイル(口の衰え)を、いち早くケアすることで、全身が健康的な状態に戻ることができ、腰痛予防や介護予防につながります。

 

ただし、オーラルフレイル(口の衰え)の症状は

 

1.食べこぼし

2.わずかなむせ

3.口の乾燥

 

など、ほんの些細なことのために、見逃しやすく、気づきにくいのです。

 

日常的な観察と、注意が必要です。

 

オーラルフレイルの対処法は?

 

まずは、「口腔ケア」が大切です。

 

口腔ケアは大きく分けると

 

1.器質的口腔ケア

 

口腔内の掃除を目的としたケアです。

歯ブラシなどを使って歯や義歯の汚れを取り除いて、口腔内の細菌や食べ数などを減らしましょう。

 

毎日の歯磨きもこのケアになります。

歯科医での定期的なケアもオススメいたします。

 

2.機能的口腔ケア

 

口腔機能の訓練を目的としたケアです。

噛んだり飲み込んだり、会話などの機能の回復や維持を目指すケアです。

口の周りの筋肉を動かすことで、アゴや舌がよく動くようになって、唾液の分泌量が増えます。

 

の2つにわけられます。

 

この2つをうまく組み合わせることで、口腔ケアの効果をより高めることができます。

 

「パタカラ体操」で口や舌の筋肉を鍛えましょう

 

さて次に、オーラルフレイルにオススメの、体操をお伝えします。

 

1.咀しゃく(噛む)

2.嚥下(飲み込む)

 

この2つの機能を鍛えて、オーラルフレイルを予防しましょう!

 

「パタカラ体操」は、発声しながら口を動かす「口の体操」です

 

1.「パ」「タ」「カ」「ラ」を、それぞれ5文字3回ずつ発音してみましょう。

 

2.「パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ」を3回繰り返し発声します。

 

【パ】

 

唇をしっかり閉じて発音しましょう。

口の中の食べ物を、こぼさないようなります。

 

【タ】

 

舌を上アゴにしっかりとくっつけるように発音しましょう。

食べ物をしっかり押しつぶしたり、飲み込んだりすることができるようになります。

 

【カ】

 

ノドの奥を意識して発音しましょう。

誤嚥を防ぎ、食べ物を食道に送ることができるようになります。

 

【ラ】

 

舌を丸めて舌先を上の前歯(裏)につけて発音しましょう。

食べ物をノドの奥に運び、飲みこみやすくなります。

 

パタカラ体操は、食事の前に行うのがオススメです

 

食べる前にパタカラ体操を行うと、口や舌の動きがなめらかになるので、食べやすくなることが実感できると思います。

 

習慣になるように続けましょう。

 

唾液も分泌されます

 

「パ」「タ」「カ」「ラ」と、たくさん発音することで、唾液腺が刺激されて唾液がでます。

 

唾液は、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働きがありますから、食事が楽しくなります。

 

また、唾液は細菌の繁殖を抑えてくれますので、口の中を清潔で健康に保つ作用もあります。

 

さらに「パタカラ体操」は、口周りの筋肉を鍛えるので、顔のたるみやむくみ予防解消にもオススメです。

 

ぜひ試してみてくださいね。

 

以上ここまで、腰痛予防や足腰の筋力低下を防ぐには、まずはお口の健康管理を見直してみましょう、というお話しをしてきましたが、いかがでしたか?

 

「パタカラ体操」で、好きな曲を思いっきり歌うのもオススメです。