ひどい慢性腰痛の痛みがほとんど気にならなくなって、ホッとしたのに、今度は首の痛みが気になりだしたK様の感想です。
本日の施術中に感じられたことを教えて下さい。
施術して頂きながら「首の痛みをわかってあげられなくて、申し訳なかった!」と思いました。
なぜ、そう思われたのでしょうか?
今までは、ひどい慢性腰痛のことばかりに気をとられていたので、体の他の場所に痛みがあるなんて、考えたこともなかったんです。
だから、首の痛みを感じたときには「腰痛の次は、首を痛めたのかな?」と思ってしまいました。
でも、腰の他に痛みを感じるようになったのは、一番ひどい痛みがなくなった証拠です、安心してくださいといわれて、そうなんだ!と納得しました。
不安感はありませんでしたか?
きちんと説明していただいたので、不安はありませんでした。
今まで、どれだけ体を痛めつけていたのかと、自分の体に申し訳ない気持ちになりました。
これからは、ご自分の体とどのように接していきたいですか?
今は、首の痛みをわかってあげられなくて、申し訳なかった!(笑)という気持ちなのです。
これからは、もっと自分の体をいたわってあげたいと思います。
H・Kさま(50代)
糸山より
人間は、あちこちの痛みを同時に感じることはできない仕組みになっています。
ですから、一番酷い痛みがなくなったら、もともと持っていたその次に悪いところを「今度はここが痛くなった」というように、新しく出てきた痛みとして感じてしまうことがあります。
1つの痛みが消えてホッとしたところなのに、次にまた痛みが出てきたら不安になりますよね。
しかし、筋骨格系のゆがみがに問題がある場合は、モゾモゾ体操や生活習慣の改善を続けていけば、新しい悪さが増えることは、そうそうないものです。
今回のように、もともと持っていた体の悪さを感じられるようになってきたからこその痛み、のことが多いのです。
ひどい慢性腰痛を抱えていた方は、全身をギュウギュウに硬くして、痛みに耐えていたり、体を守っていた時間が長いので、体全体の調整をしていきます。
順番に、改善していきましょう。
今までは、あまりの痛さに、ご自身の体の1つ1つをいたわることさえできなかったのでしょう。
体の想いを理解しようとすることや、体にいたわりの言葉をかけてあげることが大切なんだということを、改めて教えていただいた、言葉でした。
どうぞ、お大事になさってくださいね。